AIO対策

AIO/LLMOツールのおすすめ【2026年版】(無料版有り)

AIO_LLMOツール2026
竹内 たかし
この記事の要約

9つのAIO対策ツールを取り上げ、実際に使ってみた感じを詳しく解説。「AIOツールを探しているが、どれにするか迷っている」という人は、ぜひ参考にしてください。

Otterly.AI

Otterly.AI(オタリー)はオーストリア発のAIOツールです。

プロンプト関係に強み

このツールはプロンプト分析に力を入れていて、

  • 自社(他社)がどのようなプロンプトでAIで引用されやすいか(当たっていない場合もある)
  • 特定のプロンプトで、どのWebサイトが引用されていて、その理由は何だと考えられるか
  • 特定のプロンプトでの上位10社ランキング(とその推移)
  • ブランド名や業種を元にしたプロンプトの提案

等ができます。

下はドメイン名「aiotaisaku.com」と地域(日本)と言語(日本語)の設定だけで、Otterly.AIが出してきた関連性の高いプロンプトです(検索のたびに変わります)。

これは、いわば「こういうプロンプトをモニターするといいですよ」という候補を出してくれているわけですが、実質的に「引用されているプロンプト一覧」に近いかと思いました。

実際、AIO対策ドットコムの場合は候補のプロンプトをChatGPTで調べたところ、下のようにAIO対策ドットコムが引用されていました(外れているものもあります)。

私は自分のブランドや顧客サイトが、

  • どのようなプロンプトで引用されているか
  • 競合サイトはどういったプロンプトで引用されているか
  • どのプロンプトに注力すべきか

が知りたかったので、課金して使っています。
日本語対応も問題ありません。

価格

Otterly.AIのサブスクは、最も安いLiteプランの場合、29ドル(月額課金の場合。記事公開時約4,300円)と比較的安いのも魅力です。

「いろいろあって、どれにしようか迷っている」という方は、まずはOtterly.AIを触ってみることをお勧めします(アフィリエイトではありません)。

Otterly.AIのドメイン監査機能

ちなみにプロンプト調査以外では、GEO Auditという機能もあります(下)。
これはドメインやページ単位で、どの程度AI対応ができているかを定量的に見せてくれる機能です。

この機能は競合他社と比較したり、いろいろと使えそうでした。
これまで見たところ、AIO対策上では画面右上の「AI Readiness」が特に重要なようです。
これが高いほどAIに引用される傾向にあり、KPIとしても使えると思いました。

Otterly.AIの無料ツール

Otterly.AIには、課金しなくても使えるサービスもあります。

下は、GA4のデータからAI経由のデータを抽出してLookerStudioで見せてくれる機能です。無課金で使えます。
下の通り、画面はシンプルですが「AIからどれだけ来てるの?」という質問にすぐ対応できるので分かりやすいです。

他にも複数あるので、こちらのページからご確認下さい。GPTsなんかもあります。

特にFree GEO Guideは良かったです。AIO関連の営業資料やプレゼン資料を作る方は、参考になるじゃないでしょうか。

この記事では、AIO対策(GEO / LLMO / AEO)で、よく聞くツールをまとめました。
とにかくAIO対策のツールは数が多い。SEO時代からあるものも多く「どれを使えばいいの?」と思っている方も多いんじゃないでしょうか。

今回は、実際に私が使っているものを中心に、おすすめのAIO対策ツールをまとめました。

Answer IO

Answer IOは、株式会社フィードフォースがリリースした日本発のAIO(AEO)ツールです。
日本発のツールは他にもありますが、多くはSEOツールの付属機能との位置づけです。その点、Answer IOは、AIOに特化した待望の日本発(初)のツールです。
今回は無料プランで、どこまで出来るか調べてみました。

ブランドの設定

Answer IOでは、最初にドメインごとに「ブランド」を設定します。
ブランドの設定は、初回設定時にステップに沿って進めていけば、簡単に作成できます。

説明文やキーワードも、設定したサイトの内容から、AIが自動的に作成してくれます(後から自分で編集することも可能です)。

このブランドをベースにレポートを作成するという形になります。
ブランドは無料プランでは2つまで作成できます。

最初の設定時にクエリ(プロンプト)も20個まで自動的に作成してくれます(下)。
ただ、20個全部作ってしまうと無料プランの20ポイントが全て消費されてしまうので、後から他の機能を試したい人は10個以下にしておいた方がいいかと思います。

クエリについて

開発元のフィードフォースによると、Answer IOの「クエリ」は「そのブランドがターゲットとしているユーザーが生成AIに投げかけそうなプロンプトは何か?」という観点から生成されたものです。
そのため、実際にAIを利用しているユーザーが、多く投げかけているプロンプトとは乖離している場合がある、とのことでした。

無料レポートで競合比較までできる

ブランドが設定できたら、レポートを作成しましょう。
レポート作成ボタンをクリックすれば、設定に基づいて現状分析と競合比較からなる、次のようなレポートを作ってくれます。

総合スコア

AIO対策ドットコムの総合スコアは35点でした。

こういうツール独自の指標は、どういう基準で算出しているか意味不明なものも多いんですが、Answer IOは計算方法が分かりやすく明示されていて好印象でした。

これを見る限り、AIO対策ドットコムは引用がまだ弱いようです。

レポートサマリー

次の「レポートサマリー」を見ると、その辺りが詳細に書かれています。

ブランド露出率・モデル別・キーワード別・ファネル別スコア

AIO対策ドットコムの「ブランド露出率」は60%と、そこまで悪くないのかなという印象でした。
ファネル別スコア(これ自体はすごく分かりやすい)でも同様です。

しかし、この欄の右にある「モデル別スコア」(AIごとの可視性を評価したスコア)やキーワード別スコアでは、やはり低い評価になっていました。

複数の切り口で評価してるんだと思いますが、いろんな評価軸があって、全体としてどう捉えればいいのか、ここだけだと若干分かりにくい感じもしました。

引用ブランド・権威のあるサイト TOP5

引用ブランドは「AI検索エンジンの回答テキスト内に出現した全てのブランド名を集計したランキング」とのことですが、AIO対策ドットコムが何とWordPressについで2位でした。

権威あるサイト(AI検索エンジンが回答を生成する際に、情報源として引用したウェブサイトのドメインを集計したランキング)でも同じく2位になっており、嬉しいというより「本当なんだろうか・・」というのが正直な印象でした。

フィードフォースからの回答

お伺いしたところ「引用ブランド」では、自社ブランドが上位に表示されやすい仕様となっている、とのことでした。
これは、自社ブランド情報をもとにプロンプトを生成しているためで「権威あるサイト」でも同様とのことです。

改善提案

具体的な改善策を教えてくれるパートですが、私はクエリ作成でポイントを使い切っていて、作成することができませんでした。
今回は、フィードフォース社にお借りした画面ショットを三枚掲載させて頂きます。

ユーザーとして最も知りたいことの一つは「結局、何をどうすればいいのか」ということなので、こういうのが見られるのは本当に助かります。

見る限り、比較的すぐ取り組めることが多そうなのもいいです(ツールによっては、結構ハードル高めのアドバイスをしてくることもある)。

特に良いと思ったのは、これらの改善提案を実施すべき理由期待できる効果が明記されている点。
効果測定をどこで確認できるかも示されていて、はっきり言ってもうコンサル要らないレベルです。

Answer IOは、今後この機能を強化していくみたいです。
記事執筆時点では「総合分析」だけでしたが、今後は「コンテンツ改善分析」「サイト掲載提案分析」「技術的改善分析」なども実装予定です。

競合とのスコア比較

ここではAIO対策ドットコムは1位にランクしていました。
こちらも自社サイト中心にレポートを作っている影響かと思います。

実行結果サマリー

クエリごとに、実際に自社ブランドがどの程度言及されているか。また、ファネルのどの段階にあるのかを教えてくれるパートです。

AIO対策ドットコムは3つのクエリで「言及あり」になっていましたが、実際にChatGPTやGeminiで調べた結果、言及されていませんでした。
どうも「AIO」という言葉がキーワードになっていた影響を受けているようでした。

自社サイト名(ブランド名)に一般用語が使われている場合は、設定時に注意した方がいいのかもしれません(「株式会社◎◎マーケティング」のようなケース)。

フィードフォースからの回答

この点については「AIモデルが参照する情報源が時間経過で変化する」等の理由で、Answer IOで「言及あり」とされても、ChatGPTやGeminiで検索した結果が異なることがある、とのことでした。

引用ランキング

上で紹介した「引用ブランド」の詳細版になります。
ここでもAIO対策ドットコムは2位!

自社サイト中心に表示されているとは言え、並みいるブランドの上に表示されているのは、気持ちがいいです(noteより上にある)。

レポート全体像

レポート全体のショットです。
こんなものを無料で出してくれるツールは他にありません。
これだけでもAnswer IOを試してみる価値は十分あると思います(AIOツールは無料が少ない)。

AIOツール初心者にもおすすめ

Answer IOのサブスクは月60ドル(年間契約だと月55ドル)と1万円近くします。
記事執筆時点では「そこまで課金できないな」というのが正直な感想でした。

ただ、先ほども触れた通り、日本語のAIOツールで無料版があるのはAnswer IOだけなので、無料レポートだけでも試されることをお勧めします。

あとAnswer IOは、ユーザーマニュアルや解説動画がとても分かりやすいです。
海外ツールはこうしたものが貧弱か、あっても英語だったりするので、とても助かりました。

記事作成にあたり、資料などをお借りしましたが、プロモーションではありません。

SEMRUSH AI SEO

SEMRUSH AI SEO

おなじみSEMRUSH(セムラッシュ)。AIO対策用のプラン「AI SEO」も用意されています。

AI別のディープな施策提案

さすがSEMRUSHというか、非常に深いレベルで施策を提案してくれます。
正直「そこまで考えが及ばなかったな」という感じで、他では見られない内容が多く驚きました。

難を言えば、施策は全て英語(日本語版でも)なことと、やたらと英語版のコンテンツ制作を薦めてくる点でしょうか。あと記事執筆時点ではClaudeは未対応でした。

SEMRUSHの機能で興味深いのは、感情に焦点を当てている点。
どの程度好感を持たれているか。そのボリュームはどれくらいあるかを明確に示してくれます。

また、より好感を持たれ、ブランド価値を上げるための方法も教えてくれます。
例えばAIO対策ドットコムの場合、下のようなアドバイスがありました。

Brand ambiguity: AIO対策 often conflated with AIOSEO plugin or general ‘AIO’ concept, reducing clarity of offering
ブランドの曖昧さ: AIO対策はAIOSEOプラグインや一般的な「AIO」コンセプトと混同されることが多く、提供内容の明確さを損ないます。

これを読んで「確かにそうかも」と思い、すぐに従来の「AIO対策」から、ロゴも含め「AIO対策ドットコム」に変更しました。

プロンプト探索が弱い

有名なSEMRUSHですが、AIO機能はまだ未完成の印象です。中でもプロンプトに関しては記事執筆時点では全然使えませんでした。

いちおう「プロンプト追跡」というメニューがあり、そこから追跡ターゲットを設定できるのですが、

  • AIはChatGPTとGoogle AI Mode(記事執筆時点で日本語未対応)の二つしかない
  • ChatGPT、Google AI Modeともにアメリカのみ対象
  • Google、Bingなども日本は対象外

でした。

課金時の注意点

SEMRUSHのAI SEOのBaseプランは、他のプランより比較的安価ですが、税込みで108.9ドル請求されます(約16,210円)。

その際に課金単位を「1年間」から「1か月」に切り替えることを忘れないように注意して下さい(デフォルトでは「1年間」になっています)。

SEMRUSHのAI SEOのBaseプランは、「1年間」でも「1か月」でも月単位の金額は同じです(記事執筆時点)。

通常こうしたサービスの場合、月単位の場合、年単位よりも一か月あたりの金額が上がるものですが、同じなので「1か月」の方がいいと思います。

SEMRUSH と Otterly.AIを比較して

AIO対策の「対策」そのものを深く知りたい場合は、SEMRUSH。プロンプト中心に調べたい場合はOtterly.AIかと思います。

LLMrefs

「エルエルエムレフス」と呼んでいます。
なんか、ahrefsみたいな名前ですが、ahrefsとは無関係のようです。
ここは無料プランがある他、無料ツールが揃っており、それなりに使えます。

まず、無課金でも一つのキーワードを登録することができます。
下は「AIO対策」を登録した画面。そのキーワードで、どの程度出現しているか(Share of Voice)をランキングで教えてくれます。

このサービスの良い点は、対象となっているAIの種類が豊富なのと、(AIO対策の場合)138位まで表示してくれる点を評価してます。こういったランキングの場合、多くて上位10個ぐらいまでなので嬉しいです。

また、右側の「URL」をマウスオーバーすると、どのブランドが該当のキーワードに関して、どのページで言及されているかも分かるようになっています(下)。

AIO対策では引用(サイテーション)が非常に重要なわけですが、ここまでまとめて出してくれるのは、他にはない印象です。

他にもChromeの拡張機能

AI Crawlability Checkerなどもあります。

今回、紹介したサービスの中でフリープランがあるのはLLMrefsだけなんです。
ChatGPTにしろ、Midjourneyにしろ、AIツールの多くはフリープランがあるのですが、AIO系ツールはなぜか少ないんですね。

それだけにLLMrefsのフリープランが、ありがたいです。

rankability

ランクアビリティ。
このツールはSEO時代からあるようで、ページ単位で検索エンジン最適化をしてくれるツールです。AIライター機能もあります。
分析というより、制作ツールといった方がいいかもしれません。

日本語に対応していないこともあり、日本語ユーザーとしては無料のLLMS.txtチェッカーを使うぐらいだと思います(下)。

英語などヨーロッパ系の言語でライティングのお仕事をされている方は、一度確認してみてもいいでしょう。

価格は、年間プランで月124ドル(約18,440円/年間プランのみ最初の2ヶ月は無料)です。

それなりに名前を聞くツール

ここからは「全く使ったことないけど、そこそこ名前を聞くツール」になります。
使用感もないし、無料ツールも紹介できないのですが、ツール選定の参考にしてもらえればと思います。

Profound

プロファウンド。AIツールを探していると海外サイトで何度か聞く名前です。
このツールは主にエンタープライズ向けらしく、大企業を中心に導入が進んでいるみたいです。
価格は月499ドルから。

aicamera

自社ブランドのAIでの影響力を調べるツール。
Redditで「aicameraを使っている」という投稿を見かけたほか、このロゴを何度が見た記憶があります。
価格は29ドルからと導入しやすそうですが、プロンプト関連の機能が見当たらなかったので候補から外しました。

Peec AI

ドイツ発のサービス。「ピーク エーアイ」と読むんだと思います。
このサービスもAIにおける露出を計測するツールなんですが、先に紹介したOtterlyに似ていて、プロンプト単位で計測してくれるみたいです。

価格は最も安いスタータープランで89ユーロ(約15,415円)と、Otterlyより高いのと、日本語に対応できるのか不安だったので、候補から外しました。

ところで、このPeec AIと、すぐ上で紹介した「aicamera」は、ChatGPTで調べたときに「そのようなサービスはありません」とか「それはAIサービスではありません」とか散々な言われようだったので、まだ全然認知されてないんだと思います。

Writesonic

ライトソニック。
実は、たまたま一度見かけただけなんですが紹介します。

これも他のツール同様、AI別での露出度をダッシュボードで教えてくれるサービスです。それに加え、AIを使ったライティングや画像生成(無課金できるようです)の機能まであります。

価格はライトプランの39ドル(年契約の場合)からと安価ですが、プランが5種類もある上、機能が多すぎてよく分からなかったので採用しませんでした。

価格・機能一覧

サービス名主な機能最低価格
Otterly.AIプロンプト調査29ドル
SEMRUSH AI SEO施策提案99ドル
ANSWER IO施策提案60ドル(月契約の場合)
フリープランあり
LLMrefsキーワード別参照ランキング79ドル
フリープランあり
rankabilityページ最適化124ドル
ProfoundAI最適化499ドル
aicameraAI最適化29ドル
Peec AIAI最適化
プロンプト調査
89ユーロ
WritesonicAI最適化
AIライティング
39ドル(年契約)
ABOUT ME
竹内たかし
竹内たかし
AIOコンサルタント
AIの回答にオウンドメディアを表示させる「AIO対策」の専門家。2010年からWebアナリストとして活動。50社以上の企業サイトを分析してきた経験をもとに、AIO対策(GEO / LLMO / AEO)についてアドバイスしています。
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